ブタさんの分離不安について

しつけ・トレーニング

留守番の記事にてお出かけ前後の過剰なふれあいは感情を大きく変化させ分離不安に繋がることがあると説明しましたが、分離不安とはどういったものでしょうか?

不在時の症状

・部屋を荒す、物を壊す
〈注意〉ブタさんの手が届く場所には物を置かないようにしましょう
・普段トイレで排泄するが不在時はトイレ以外の場所で排泄
・自分の足を噛む(自傷行為)

家族がいるときの症状

・家族が動くと常に目で追う
・トイレやお風呂までついてくる
・ケージに入ろうとしない

カフェでの事例

mipig cafeで実際にあった症状
・仲良し姉妹のキキちゃんとジジちゃん。ジジちゃんが家族にお迎えされ、キキちゃんは寂しさと不安でスタッフのそばを離れませんでした。現在はジジちゃんも家族にお迎えされ、幸せに暮らしてます。

・1番多い症状がトイレをわざと外す行動です。トイレを覚えている子が構ってほしくて、スタッフが見ている目の前でわざと外します。スタッフがすぐに掃除をすることで、自分に注目してもらえたと思い、外すことが癖になっていきます。

・カフェでは足を噛んだりなどの自傷行為をしている子は見受けられません。

原因

さまざまな原因が考えられますが、その中でも特に発生する可能性が高い4つの事例を紹介します。
①家族や環境の変化
②家族が常に一緒に居たり、過剰に甘やかしている
③一緒に暮らしている動物との死別や離別
④集団行動不足(ブタさんは集団行動する動物なので属する集団がないとストレスになります)

分離不安を起こさない対策・なってしまったときの対策

①留守番トレーニングをして、留守番は特別な事でなく当たり前の日常である、ということを教える。
②普段から甘やかしすぎない、1匹の時間を作ること。過剰にふれあう行為はブタさんが家族に依存し、離れることを嫌がります。ふれあうときと、ふれあわないとき、のメリハリを付けましょう。
③遊べるおもちゃを用意してあげる。
④留守番の際はテレビやラジオをつけておくと、人の声や普段聞いている音がするので、安心してくれます。ただしブタさんは人より高周波の音が聞こえるので、テレビの近くにケージを置くことは避けましょう。
⑤毎日のように長時間の留守番が続く場合は多頭飼いをおススメします。多頭飼いにより寂しさは軽減されます。
⑥鳴いても反応しないこと。鳴けば構ってもらえると思ってしまいます。
⑦ごはんはケージの中であげると、ケージの中はいいことがあると認識し、自ら進んでケージの中にいてくれるようになります。
⑧家族が着ていた衣服やいつも使ってる毛布などをケージ内に置いておくと安心します。

大切なこと

上記のことは日々の継続が大切です。そして、もっとも重要なことは以下の2点です。
①留守番中に家族がもう帰って来ないのではないかという不安が一番大きいため、留守番は短い時間から始め、慣れてきたら徐々に長くし、必ず帰ってくることを認識してもらえるようにトレーニングをしましょう。
②留守番中に物を壊したり、トイレを外してしまったりしたことは、ブタさんは覚えていないので怒らないこと。怒ることで構ってもらえたと誤認することがあり、留守番のたびに失敗を繰り返します。

分離不安はさまざまな動物に起こりうることです。寂しがりやなブタさんは人が大好きで、くっつきたがりますが、遊ぶときと遊ばないときのメリハリをつけ楽しく過ごせるようにしましょう。

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mipig 編集部
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