ブタさんの熱中症について

健康・病気

ブタさんは暑さに苦手です。汗腺が退化しており、汗をかいて体温を調節することが出来ないうえに身体が厚い皮下脂肪で覆われているため、暑さにとても苦手です。30度を超えるような温度では、体温が上昇し、人と同じようにブタさんも熱中症にかかることがあります。最悪の場合死亡や後遺症に繋がるので熱中症にさせないため日々注意しましょう。

熱中症になりやすい危険エリアは?

①窓際にケージを置いておく
・日中ブタさんをケージの中に入れる際、ケージが窓際に設置されているとブタさんが涼める場所へ移動できなくなってしまうため、注意が必要です。
②車内
・車内は短時間でも暑くなりやすく危険です。
夏場は、日が当たらないところでも車内が蒸し暑くなります。密閉された車内にブタさんだけを置いていくのはやめましょう。短い時間、車内にブタさんを置いていく必要がある場合は、必ずエアコンをつけた状態にし、日が当たらない場所に駐車しましょう。ワンちゃんを車の助手席に置いて、ワンちゃんがエアコンのボタンを押して消してしまうケースもあります。そうならないようにも注意が必要です。
③お庭やテラス
・お庭やテラスにブタさん出して遊ばせることはもちろん良いことですが、夏場は熱中症になりやすいです。長時間外に出さない、又は夕方の涼しい時間に出すなど工夫してあげましょう。長時間の直射日光は日焼けにも繋がります。日に当たらない逃げ場(日陰)を作ったり、水分補給ができるようにお水も置いておきましょう。

熱中症の症状

・呼吸が荒く、心拍数が普段より多い
・よだれが多い
・ぐったりしていて、元気がない
・ぼーっとしている、ふらふらしている
・横になって起き上がろうとしない

症状が悪化すると・・・

・嘔吐や下痢
・吐物や排泄物に血が混ざる
・筋肉の痙攣や震え
・意識がなくなり、呼びかけにも反応しない

熱中症になってしまったら?

お散歩中など屋外で熱中症になってしまった場合、すぐに日陰に移動してください。水をひたしたタオルで全身を巻き、保冷剤でワキや首、内股を冷やして体温を下げてあげ、なるべく早く帰宅するようにしましょう。室内であっても同様に水をひたしたタオル全身を巻き、風通しがよく、涼しい場所で扇風機をあてて充分な換気を行いましょう。症状が緩和しない場合はかかりつけ病院へ連れていって下さい。お水を飲むようであれば、少しずつゆっくりと飲ませてあげましょう。たくさん飲ませてしまうと嘔吐の原因の元になり、無理に飲ませると危険が伴います。

熱中症を起こさないためには?

お留守番時はエアコンで温度調整をし、お部屋を適温に保ちましょう。また暑くなりすぎたり、停電が起きエアコンが止まってしまった際用にひんやりグッズ(ひんやりベット等)を用意しておくことをおススメします。

熱中症対策おススメ用品

ひんやりベット
電気等必要ないため、停電の際に体を冷やす役割をしてくれます。
エアコン遠隔操作
アプリを入れると、外出先からもスマホでエアコンの温度の変更が可能です。お留守番が少し長くなってしまうとき等に安心です。

ブタさんは蹄のため、ワンちゃんや猫ちゃんと比べて暑い路面などで火傷することはありません。ただ体温調節がすることができないので、夏場は特に十分に注意が必要です。熱気は下に溜まり、照り返しなどもあり、人間目線で暑さをあまり感じなくてもブタさん目線でかなり暑い可能性はあります。熱中症を起こさないためにもブタさんへの気配りと対策をしましょう。

補足ですが、黒いブタさんの方が熱を持ちやすい為、熱中症になりやすく、白いブタさんは日焼けをしやすいです。直射日光に当たるような場合は熱中症対策だけではなく、日焼け止めクリームを塗るなど、日焼け対策も行いましょう。

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mipig 編集部